ダブルスコープ 2013年12月期予想修正 最終損益2億8600万円の黒字→2億2300万円の赤字

リチウムイオン二次電池用セパレータメーカーのダブル・スコープ（6619・マザーズ）は8月9日、2013年12月期の業績予想を下方修正し、営業損益が3億3700万円の赤字、最終損益が2億2300万円の赤字となる見込みだと発表した。従来は黒字を見込んでおり、一転して営業損益段階からの赤字となる見通し。

ダブルスコープは8月9日午後3時、2013年12月期第2四半期（2013年1～6月）の連結決算と通期業績予想の修正を発表した。従来予想で黒字を見込んでいた営業、経常、最終損益を赤字予想に修正した。営業損益は3億2400万円の黒字から3億3700万円の赤字に、経常損益は3億1900万円の黒字から2億4300万円の赤字に変更した。売上高は前期比17.0％増の27億2000万円から同6.7％増の24億8100万円へ引き下げた。

第2四半期の決算は売上高が36.6%減の10億3100万円、営業損益が2億9100万円の赤字（前年同期5億6200万円の黒字）だった。