ダイジェット工業 2014年3月期予想修正 純利益3億6000万円→2億3000万円

工具メーカーのダイジェット工業（6138・東証1部）が10月29日、2014年3月期の業績予想を下方修正した。第2四半期の純利益予想を1億5000万円から4400万円、通期の純利益予想を3億6000万円から2億3000万円に減額。5月10日に発表した従来予想を下回る見通しとなった。

ダイジェット工業は10月29日午後3時、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比0.4％増の45億円から同3.8％減の43億1300万円に1億8700万円減額。利益予想も引き下げ、営業利益は同0.7％減の2億5000万円から同76.1％減の6000万円、経常利益は同8.3％増の2億2000万円から同65.0％減の7100万円に下方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の92億円から3億5000万円減額し、88億5000万円になる見通しとした。営業利益は前期比2.2倍の5億5000万円から同26.0％増の3億1000万円、経常利益は同38.9％増の4億9000万円から同14.8％減の3億円に引き下げ。1株当たり純利益（EPS）は7円71銭を見込んでいる。