トーカン 2013年9月期 売上高0.3%増 純利益2.6%減

食品卸のトーカン（7648・名証2部）が11月14日発表した2013年9月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.3%増加したが、純利益は2.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は125円19銭だった。

2014年9月期は増収減益の計画。売上高1.6%増、純利益4.6%減、1株当たり純利益（EPS）は121円08銭を計画している。

トーカンは11月14日午前11時10分、2013年9月期の連結決算を発表した。売上高は0.3%増の1502億円となり、前の期より5億1800万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は22.9%減の10億6900万円だった。営業利益率は前の期より0.2ポイント低下し0.7%となった。経常利益は14.4%減の15億100万円、純利益は2.6%減の8億1700万円だった。自己資本利益率（ROE）は5%となり、前の期の5.3%より0.3ポイント下落した。

決算と同時に2014年9月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は1.6%増の1527億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は36.9%減の6億7500万円、経常利益は24.7%減の11億3000万円、純利益は4.6%減の7億8000万円と減益を予想。EPSは121円08銭を見込んでいる。