東京鐵鋼 2013年3月期 売上高2.3%増 純利益106.4%増

東京鐵鋼（5445・東証1部）が5月7日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が2.3%、純利益が106.4%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が7.3%増となる一方、純利益は51.8%減を予想している。

東京鐵鋼は5月7日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.3%増の549億円となり、前の期より12億5800万円増加。本業のもうけを示す営業利益は46.9%増の42億7200万円だった。営業利益率は7.8%となり、前の期の5.4%から2.4ポイント上昇した。経常利益は47.0%増の40億9900万円、純利益は106.4%増の29億500万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.4%と、前の期の4.9%より4.5ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は65円。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は7.3%増の590億円と、40億600万円の増収を見込む一方、営業利益は39.1%減の26億円、経常利益は39.0%減の25億円の減益となる見通し。EPSは31円32銭を予想している。