コナミ 2013年3月期 売上高及び営業収入15.0%減 純利益42.8%減

コナミ（9766・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高及び営業収入が前の期より15.0%、純利益が42.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は95円04銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高及び営業収入2.7%増、純利益17.7%増、1株当たり純利益（EPS）111円82銭を見込んでいる。

コナミは5月9日午後0時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高及び営業収入は15.0%減の2259億円となり、前の期より397億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は46.6%減の218億円。営業利益率は前の期の15.4%より5.7ポイント低い9.7%だった。税引前当期利益は45.2%減の219億円、純利益は42.8%減の131億円だった。自己資本利益率（ROE）は6%と、前の期の11.2%より5.2ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高及び営業収入は2.7%増の2320億円を計画。営業利益は23.4%増の270億円を予想。税引前当期利益は18.6%増の260億円、純利益は17.7%増の155億円、EPSは111円82銭を見込んでいる。