リニカル 2013年3月期 売上高15.7%増 純利益45.4%増

リニカル（2183・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

リニカルは5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は15.7%増の35億9900万円となり、前の期より4億8900万円増加。本業のもうけを示す営業利益は37.7%増の10億300万円だった。営業利益率は前の期の23.4%より4.5ポイント高い27.9%だった。経常利益は38.0%増の9億9800万円、純利益は45.4%増の6億1600万円だった。自己資本利益率（ROE）は46.3%となり、前の期の45.5%より0.8ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は54円13銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が12.0%増の40億3100万円、営業利益は14.7%増の11億5100万円を見込む。EPSは60円31銭を予想している。