カノークス 2013年3月期 売上高5.7%減 純利益8.1%減

カノークス（8076・名証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.7%、純利益が8.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は53円38銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高6.9%減、純利益は5.6%減、1株当たり純利益（EPS）は50円33銭を見込んでいる。

カノークスは5月10日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.7%減の1138億円となり、前の期より68億3200万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は1.4%減の18億7800万円。営業利益率は前の期より0.1ポイント上昇し1.7%となった。経常利益は1.2%減の18億5600万円、純利益は8.1%減の11億5100万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.6%となり、前の期の9.1%より1.5ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が6.9%減の1059億円となり、78億9800万円の減収となる見通し。営業利益は5.6%減の17億7200万円、経常利益は5.7%減の17億5000万円、純利益は5.6%減の10億8600万円を予想。EPSは50円33銭を見込んでいる。