テイ・エステック 2014年3月期予想修正 純利益175億円→210億円

ホンダ系自動車シートメーカーのテイ・エス テック（7313・東証1部）が10月29日、2014年3月期の業績予想を上方修正した。第2四半期の純利益予想を84億円から127億円、通期の純利益予想を175億円から210億円に増額。4月26日に発表した従来予想を上回る見通しとなった。

テイ・エステックは10月29日午後3時、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比11.7％増の2000億円から同20.7％増の2160億円に160億円増額。利益予想も引き上げ、営業利益は同25.5％増の138億円から同86.3％増の204億円、経常利益は同29.3％増の150億円から同87.9％増の218億円に上方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の4170億円から240億円増額し、4410億円になる見通しとした。営業利益は前期比17.7％増の285億円から同42.5％増の345億円、経常利益は同12.1％増の305億円から同36.0％増の370億円に引き上げ。1株当たり純利益（EPS）は308円82銭を見込んでいる。