大森屋 2013年9月期 売上高5.4%減 純利益42.0%増

海苔メーカーの大森屋（2917・ジャスダック）が11月14日発表した2013年9月期の非連結決算は減収増益だった。売上高は5.4%の減収となったが、営業利益は28.7%、純利益は42.0%増加した。1株当たり純利益（EPS）は40円73銭だった。

2014年9月期は増収増益を計画。売上高2.0%増、純利益16.1%増、1株当たり純利益（EPS）47円29銭を見込んでいる。

大森屋は11月14日午後3時15分、2013年9月期の非連結決算を発表した。売上高は5.4%減の155億円となり、前の期より8億7900万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は28.7%増の3億7100万円と増益を確保。営業利益率は前の期より0.6ポイント上昇し2.4%となった。経常利益は30.1%増の3億8800万円、純利益は42.0%増の2億600万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.2%と、前の期の1.5%より0.7ポイント上昇した。

決算と同時に2014年9月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は2.0%増の158億円を計画。営業利益は13.1%増の4億2000万円を予想。経常利益は10.7%増の4億3000万円、純利益は16.1%増の2億4000万円、EPSは47円29銭を見込んでいる。