加藤製作所 2014年3月期予想修正 純利益22億円→30億円

建機・特装車メーカーの加藤製作所（6390・東証1部）が11月7日、2014年3月期の業績予想を上方修正した。第2四半期の純利益予想を10億円から14億円、通期の純利益予想を22億円から30億円に増額。5月10日に発表した従来予想を上回る見通しとなった。

加藤製作所は11月7日午後3時、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比10.5％増の280億円から同28.2％増の325億円に45億円増額。利益予想も引き上げ、営業利益は同3.6倍の14億円から同5.3倍の20億5000万円、経常利益は同6.0倍の15億円から同9.6倍の24億1000万円に上方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の610億円から70億円増額し、680億円になる見通しとした。営業利益は前期比47.9％増の30億円から同2.1倍の43億円、経常利益は同46.4％増の33億円から同2.2倍の51億円に引き上げ。1株当たり純利益（EPS）は51円19銭を見込んでいる。