静岡ガス 2013年12月期 売上高6.3%増 純利益4.7%減

都市ガス会社の静岡ガス（9543・東証1部）が2月7日発表した2013年12月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ6.3%増加したが、純利益は4.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は53円13銭だった。

2014年12月期は増収減益の計画。売上高7.4%増、純利益28.2%減、1株当たり純利益（EPS）は37円84銭を計画している。

静岡ガスは2月7日午後3時、2013年12月期の連結決算を発表した。売上高は6.3%増の1534億円となり、前の期より91億5200万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は23.3%減の60億8500万円だった。営業利益率は4.0%となり、前の期の5.5%から1.5ポイント低下した。経常利益は20.8%減の64億4300万円、純利益は4.7%減の38億8700万円だった。

決算と同時に2014年12月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は7.4%増の1648億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は12.9%減の53億円、経常利益は14.5%減の55億1000万円、純利益は28.2%減の27億9000万円と減益を予想。EPSは37円84銭を見込んでいる。