JR西日本 2013年3月期 売上高0.9%増 純利益104.1%増

JR西日本（9021・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が0.9%、純利益が104.1%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が0.9%増となる一方、純利益は4.5%減を予想している。

JR西日本は4月30日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.9%増の1兆2989億円となり、前の期より112億円増加。本業のもうけを示す営業利益は17.9%増の1294億円だった。営業利益率は前の期より1.5ポイント上昇し10.0%となった。経常利益は26.9%増の1046億円、純利益は104.1%増の601億円だった。自己資本利益率（ROE）は8.3%となり、前の期の4.2%より4.1ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は310円87銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は0.9%増の1兆3105億円と、115億円の増収を見込む一方、営業利益は3.5%減の1250億円、経常利益は3.0%減の1015億円の減益となる見通し。EPSは296円94銭を予想している。