西鉄 2013年3月期 営業収益3.3%増 純利益70.4%増

西日本鉄道（9031・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。営業収益が3.3%、純利益が70.4%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。営業収益が2.3%増となる一方、純利益は2.1%減を予想している。

西鉄は5月9日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業収益は3.3%増の3383億円となり、前の期より108億円増加。本業のもうけを示す営業利益は17.3%増の175億円だった。営業利益率は前の期より0.6ポイント上昇し5.2%となった。経常利益は19.3%増の161億円、純利益は70.4%増の91億9400万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.2%となり、前の期の5.1%より3.1ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は23円28銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。営業収益は2.3%増の3462億円と、78億1300万円の増収を見込む一方、営業利益は3.3%減の170億円、経常利益は4.3%減の155億円の減益となる見通し。EPSは22円79銭を予想している。