名古屋鉄道 2013年3月期 営業収益1.0%増 純利益15.7%増

名古屋鉄道（9048・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。営業収益が1.0%、純利益が15.7%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は14円48銭だった。

2014年3月期は純利益が13.9%増、1株当たり純利益（EPS）16円49銭を見込んでいる。

名古屋鉄道は5月9日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業収益は1.0%増の6098億円となり、前の期より60億4600万円増加。本業のもうけを示す営業利益は12.5%増の323億円だった。営業利益率は前の期より0.5ポイント上昇し5.3%となった。経常利益は17.1%増の288億円、純利益は15.7%増の127億円だった。自己資本利益率（ROE）は6%となり、前の期の5.7%より0.3ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、営業収益が0.1%増の6100億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比10.0％減の291億円を計画。経常利益は同8.0％減の265億円、純利益は同13.9％増の145億円、EPSは16円49銭を見込んでいる。