名工建設 2013年3月期 売上高2.1%減 純利益16.1%減

名工建設（1869・名証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より2.1%、純利益が16.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は42円09銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高7.9%増、純利益3.5%増、1株当たり純利益（EPS）43円56銭を見込んでいる。

名工建設は5月10日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.1%減の741億円となり、前の期より15億9400万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は10.4%減の17億7300万円。営業利益率は2.4%となり、前の期の2.6%から0.2ポイント低下した。経常利益は4.1%減の20億400万円、純利益は16.1%減の10億6300万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.6%と、前の期の6%より1.4ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は7.9%増の800億円を計画。営業利益は12.8%増の20億円を予想。経常利益は4.8%増の21億円、純利益は3.5%増の11億円、EPSは43円56銭を見込んでいる。