上新電機 2013年4-6月決算 売上高2.2%増 純利益73.4%減

関西地盤の家電量販店チェーン・上新電機（8173・東証1部）が8月9日発表した2013年4～6月の業績は増収減益だった。売上高は前年同期に比べ2.2%増加したが、純利益は73.4%の減益となった。

上新電機は8月9日午後3時、2014年3月期第1四半期（2013年4～6月）の連結決算を発表した。売上高は2.2%増の850億円となり、前年同期より18億400万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は減益となり、53.4%減の3億200万円となった。営業利益率は0.4%となり、前の期の0.8%から0.4ポイント低下した。経常利益は57.1%減の2億8200万円、純利益は73.4%減の2億200万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比4.4％増の3820億円、営業利益は同34.6％増の73億円、経常利益は同31.5％増の70億円、純利益は同4.0％増の36億円を予想している。予想1株利益は72円24銭。