フレンテ 2013年6月期 売上高4.8%減 最終赤字1億600万円

菓子メーカーのフレンテ（2226・ジャスダック）の2013年6月期連結決算は2012年6月期に続いて最終赤字となった。赤字額は1億600万円となり、前の期の2億9500万円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年6月期は最終黒字が2億7000万円、1株当たり純利益（EPS）60円80銭を見込んでいる。

フレンテは8月9日午後3時30分、2013年6月期の連結決算を発表した。最終損益は1億600万円の赤字だった。前の期の2億9500万の赤字からは損失幅が1億8800万円縮小した。売上高は前期比4.8％減の291億円、営業損益は1億9800万円の赤字（前期3億4000万円の赤字）、経常損益は1億2900万円の赤字（同3億100万円の赤字）だった。

最終損失の計上により純資産は101億円となり、前の期より2億4400万円減少した。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、売上高が9.5%増の319億円となる見通しを明らかにした。営業損益は4億9000万円の黒字を計画。経常損益は5億円の黒字、最終損益は2億7000万円の黒字、EPSは60円80銭を見込んでいる。