JR東海 2013年3月期 売上高5.1%増 純利益50.6%増

JR東海（9022・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

JR東海は4月30日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.1%増の1兆5853億円となり、前の期より769億円増加。本業のもうけを示す営業利益は14.4%増の4261億円だった。営業利益率は26.9%となり、前の期の24.7%から2.2ポイント上昇した。経常利益は24.4%増の3280億円、純利益は50.6%増の1999億円だった。自己資本利益率（ROE）は14.1%となり、前の期の10.5%より3.6ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は1016円12銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が0.8%増の1兆5980億円、営業利益は0.2%増の4270億円を見込む。EPSは1128円05銭を予想している。