南海電鉄 2013年3月期 営業収益1.4%増 純利益32.2%増

南海電気鉄道（9044・大証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。営業収益が1.4%、純利益が32.2%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は14円38銭だった。

2014年3月期は純利益が13.1%増、1株当たり純利益（EPS）16円26銭を見込んでいる。

南海電鉄は4月30日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業収益は1.4%増の1844億円となり、前の期より25億4300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は20.1%増の219億円だった。営業利益率は前の期の10.1%より1.8ポイント高い11.9%だった。経常利益は39.8%増の154億円、純利益は32.2%増の75億1800万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.5%となり、前の期の4.4%より1.1ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、営業収益が6.1%増の1957億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比2.6％減の214億円を計画。経常利益は同4.4％減の148億円、純利益は同13.1％増の85億円、EPSは16円26銭を見込んでいる。