上新電機 2013年3月期 売上高10.8%減 純利益44.6%減

上新電機（8173・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より10.8%、純利益が44.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は69円62銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高4.4%増、純利益4.0%増、1株当たり純利益（EPS）72円47銭を見込んでいる。

上新電機は5月13日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.8%減の3659億円となり、前の期より442億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は55.7%減の54億2100万円。営業利益率は前の期の3.0%より1.5ポイント低い1.5%だった。経常利益は56.0%減の53億2300万円、純利益は44.6%減の34億6100万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.1%と、前の期の11.9%より5.8ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は4.4%増の3820億円を計画。営業利益は34.6%増の73億円を予想。経常利益は31.5%増の70億円、純利益は4.0%増の36億円、EPSは72円47銭を見込んでいる。