エンチョー 2013年3月期 売上高5.0%減 純利益19.2%減

エンチョー（8208・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.0%、純利益が19.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は30円23銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高4.8%増、純利益16.0%増、1株当たり純利益（EPS）35円08銭を見込んでいる。

エンチョーは5月10日午前10時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.0%減の455億円となり、前の期より24億1500万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は30.2%減の9億8200万円。営業利益率は前の期より0.7ポイント低下し2.2%となった。経常利益は37.6%減の6億9200万円、純利益は19.2%減の4億1300万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.6%となり、前の期の5.9%より1.3ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は4.8%増の477億円を計画。営業利益は13.0%増の11億1000万円を予想。経常利益は15.5%増の8億円、純利益は16.0%増の4億8000万円、EPSは35円08銭を見込んでいる。